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エロスは美しい?
凪渡り ― 及びその他の短篇を読んでみた。
帯にエロティックラブストーリーズと書かれいるが正にその通り。
ただ、太田出版のエロティクスFの作品のようにフェチズムを追求し、性的興奮を刺激するような作品では無いと感じた。
プロットが少ない目な事と絵に趣があるのが特徴。
意外性とかインパクトとかいった要素は微塵も無く、非常に淡々としている。
かといって深いメッセージ性があるわけじゃない。
侘しいような寂しいような、それでいて心地良い不思議な感じをわびさびというなら正にそんな感じ。
日本人は儚いモノに弱い。
ハッピーエンドも確かに受けるけど、日本人好みの悲しい物語は欧米では不評で、アトムの最終回が悲劇で終わってしまった事が不評で最終回がカットなんだとか。
この作品には理屈の無い心地良さがある。
客観的に考えると別に美しくも無いセックスや悲恋が美しいものに見えてしまう。
もしも恋愛感情も無く、性欲も無い知的生命体がいたらきっとセックスや恋愛なんてめでるべきものでも何でも無いはず。
そういったどうって事無い事が心地良く感じれる作品。
特に『水いらず』は旅館の雰囲気といいストーリーといい何とも心地良い作品として仕上がっている。
個人的には好きだけどオススメしにくい作品。
こういうのを雰囲気漫画というらしいけど、ずばりだとは思うけど雰囲気ぶち壊しな名称。
出版社の特徴なのかも知れないけど、綺麗だけど薄くて高い。
帯にエロティックラブストーリーズと書かれいるが正にその通り。
ただ、太田出版のエロティクスFの作品のようにフェチズムを追求し、性的興奮を刺激するような作品では無いと感じた。
プロットが少ない目な事と絵に趣があるのが特徴。
意外性とかインパクトとかいった要素は微塵も無く、非常に淡々としている。
かといって深いメッセージ性があるわけじゃない。
侘しいような寂しいような、それでいて心地良い不思議な感じをわびさびというなら正にそんな感じ。
日本人は儚いモノに弱い。
ハッピーエンドも確かに受けるけど、日本人好みの悲しい物語は欧米では不評で、アトムの最終回が悲劇で終わってしまった事が不評で最終回がカットなんだとか。
この作品には理屈の無い心地良さがある。
客観的に考えると別に美しくも無いセックスや悲恋が美しいものに見えてしまう。
もしも恋愛感情も無く、性欲も無い知的生命体がいたらきっとセックスや恋愛なんてめでるべきものでも何でも無いはず。
そういったどうって事無い事が心地良く感じれる作品。
特に『水いらず』は旅館の雰囲気といいストーリーといい何とも心地良い作品として仕上がっている。
個人的には好きだけどオススメしにくい作品。
こういうのを雰囲気漫画というらしいけど、ずばりだとは思うけど雰囲気ぶち壊しな名称。
出版社の特徴なのかも知れないけど、綺麗だけど薄くて高い。
![]() | 凪渡り ― 及びその他の短篇 (九竜コミックス) (2006/03/16) 高浜 寛 商品詳細を見る |
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夢のアトサキ
やまむらはじめの『神様ドォルズ』が結構面白いので、短編集も買ってみた。
大学を舞台にした青春恋愛モノ。
大学に入りたくなるような甘酸っぱさ全開。
心地良いけど、読んだ後欝になるな。
もっとぬるーい(ry
キャラも個性があるし、良く纏まってるけど、もう1,2巻あった方が面白くなりそうっては良く分かった気がする。
知名度は低いけど、げんしけんより面白いと感じた。
メッセージ性とか説得力とかはネムルバカの方が上だが、こっちは何か感情に訴えるものがある。
思わずセンチメンタルな気分になってしまう作品。
箕島とロリっ子先輩が良いキャラしてるんだよな。
しかし、大学内での派閥争いなんて今ではもう少ないだろうな。
どうでも良い所だけど。
大学を舞台にした青春恋愛モノ。
大学に入りたくなるような甘酸っぱさ全開。
心地良いけど、読んだ後欝になるな。
もっとぬるーい(ry
キャラも個性があるし、良く纏まってるけど、もう1,2巻あった方が面白くなりそうっては良く分かった気がする。
知名度は低いけど、げんしけんより面白いと感じた。
メッセージ性とか説得力とかはネムルバカの方が上だが、こっちは何か感情に訴えるものがある。
思わずセンチメンタルな気分になってしまう作品。
箕島とロリっ子先輩が良いキャラしてるんだよな。
しかし、大学内での派閥争いなんて今ではもう少ないだろうな。
どうでも良い所だけど。
![]() | 夢のアトサキ (ヤングキングコミックス) (2007/11/28) やまむら はじめ 商品詳細を見る |
愛しのかな
田中ユタカという存在は、『愛人 AI-REN』で知った。
『愛人 AI-REN』オスマンで紹介され、半信半疑で買ったら大当たりだった。
表紙はブルマを穿いている姿萌え系な少女、タイトルが愛人とはこれはいかにと思った。
それで完璧に損をしている作品だと思う。
恋愛漫画はそれ程呼んだ事は無いけど、愛人を恋愛漫画とするなら、今までで一番面白かった作品だと思う。
愛しのかなも例に漏れず、レジに持って行くのが普通の人間なら非常に恥ずかしい。
ピンク色の萌え系少女が下着でベランダに座っている表紙。
全体的にピンクで、出版元は竹書房。
前置きが長くなってしまった。
愛しのかなは身寄りも財産も無い主人公ともう死んでしまった幽霊の女の子の廃墟同然のアパートを舞台とした恋愛物語。
幽霊の女の子には触れる子はでき、あんな事やこんな事をする事が出来たりし、人間が基本的にできる事は大体できる。
ただ、1巻の終わりでは、かなが幽霊である為にできない事があり、やはり生きている人間とは違う事が強調される。
でも、そんなこんなんで愛の奇跡で限界を乗り越えていく。
ただ、やはりかなは幽霊である。
いくら頑張った所で、どうにもならない事があり、そうは甘くは無いと思う。
田中ユタカは頑張ればどうにかなるような甘ったるいユートピアを描くような作家ではないと思う。
そんなこんなで、2巻のラストでは人間の女性がアパートに引っ越してきた所で終了。
次は2009の後半に出るんだろうな。
こんな面白い作品が出るのが遅いのはにくい。
田中ユタカは俺が愛読しているアフタヌーンでも、ミミア姫という作品を連載しているけど、愛しのかなの方が今の所は面白い。
でも、田中ユタカだからミミア姫も見逃せない。
というのも田中ユタカは成人漫画作家で、愛人以前も以後もいわゆる成人向けエロ漫画を描いている。
成人向けエロ漫画というにはそれこそギャグ漫画と紙一重の作品が多いようにも感じるが、田中ユタカが描くエロ漫画はそれらとは一線を画す存在だと俺は感じた。
初夜ヴァージン・ナイト2に収録されている『夏物語。』『恋の泡』『西瓜の女-すいかのひと-』なんかはエロ抜きで非常に素晴らしい作品だと感じた。
田中ユタカの作品は好きだと告白する事は結構勇気がいる事だと感じる人間は多いらしい。
俺も例に漏れず、漫画好きの友達に勧める事も無い。
なお、代表作である『愛人』は愛蔵版が1月出るとの事らしい。
『愛人 AI-REN』オスマンで紹介され、半信半疑で買ったら大当たりだった。
表紙はブルマを穿いている姿萌え系な少女、タイトルが愛人とはこれはいかにと思った。
それで完璧に損をしている作品だと思う。
恋愛漫画はそれ程呼んだ事は無いけど、愛人を恋愛漫画とするなら、今までで一番面白かった作品だと思う。
愛しのかなも例に漏れず、レジに持って行くのが
ピンク色の萌え系少女が下着でベランダに座っている表紙。
全体的にピンクで、出版元は竹書房。
前置きが長くなってしまった。
愛しのかなは身寄りも財産も無い主人公ともう死んでしまった幽霊の女の子の廃墟同然のアパートを舞台とした恋愛物語。
幽霊の女の子には触れる子はでき、あんな事やこんな事をする事が出来たりし、人間が基本的にできる事は大体できる。
ただ、1巻の終わりでは、かなが幽霊である為にできない事があり、やはり生きている人間とは違う事が強調される。
でも、そんなこんなんで愛の奇跡で限界を乗り越えていく。
ただ、やはりかなは幽霊である。
いくら頑張った所で、どうにもならない事があり、そうは甘くは無いと思う。
田中ユタカは頑張ればどうにかなるような甘ったるいユートピアを描くような作家ではないと思う。
そんなこんなで、2巻のラストでは人間の女性がアパートに引っ越してきた所で終了。
次は2009の後半に出るんだろうな。
こんな面白い作品が出るのが遅いのはにくい。
田中ユタカは俺が愛読しているアフタヌーンでも、ミミア姫という作品を連載しているけど、愛しのかなの方が今の所は面白い。
でも、田中ユタカだからミミア姫も見逃せない。
というのも田中ユタカは成人漫画作家で、愛人以前も以後もいわゆる成人向けエロ漫画を描いている。
成人向けエロ漫画というにはそれこそギャグ漫画と紙一重の作品が多いようにも感じるが、田中ユタカが描くエロ漫画はそれらとは一線を画す存在だと俺は感じた。
初夜ヴァージン・ナイト2に収録されている『夏物語。』『恋の泡』『西瓜の女-すいかのひと-』なんかはエロ抜きで非常に素晴らしい作品だと感じた。
田中ユタカの作品は好きだと告白する事は結構勇気がいる事だと感じる人間は多いらしい。
俺も例に漏れず、漫画好きの友達に勧める事も無い。
なお、代表作である『愛人』は愛蔵版が1月出るとの事らしい。
![]() | 愛しのかな 1 (1) (バンブー・コミックス DOKI SELECT) (2006/07/27) 田中 ユタカ 商品詳細を見る |
夜、海へ還るバス
ジャケットに魅かれて買ってしまった本。
淡々とした静かな物語を期待して買ったんだけど、ジェットコースターとホラーを混ぜたようなハラハラする漫画だった。
婚約をした。幸せへと真っ直ぐ進むはずだった。でも、心にひっかかる何かがある。「私は、男に抱かれる夢は見たことがない…。女性とSEXする夢ばかり見る…」「私は、レズかもしれない…」私の心の奥底にあるものを確かめたい…。婚約を棚上げし、かくして夏子の自分探し・恋人探しの物語が始まる!手塚治虫文化賞短編賞受賞作家、入魂の問題作!!
俺が男だからなのか共感できる人物は少ないのか?
人間ドラマ主体の漫画なので、結構苦しかった。
疎外感を感じた。
この漫画において、男は馬鹿で単純な奴としてしか描かれていない。
良い意味では主人公の夫、悪い意味では主人公の女恋人美波の夫。
どちらも底が浅い人物だが、この漫画において数少ない理解できる人物だった。
女ゆえの孤独、女ゆえの恐怖、女同士ゆえに理解し合える事、ってのがテーマなのかな?
作中夢を見る理由は明かされる。
それはある人に掛けられた呪い。
何故そんな呪いを掛けたのかがさっぱり理解できない。
それにしても美波という人物は不気味。
評価 評価不能
淡々とした静かな物語を期待して買ったんだけど、ジェットコースターとホラーを混ぜたようなハラハラする漫画だった。
婚約をした。幸せへと真っ直ぐ進むはずだった。でも、心にひっかかる何かがある。「私は、男に抱かれる夢は見たことがない…。女性とSEXする夢ばかり見る…」「私は、レズかもしれない…」私の心の奥底にあるものを確かめたい…。婚約を棚上げし、かくして夏子の自分探し・恋人探しの物語が始まる!手塚治虫文化賞短編賞受賞作家、入魂の問題作!!
俺が男だからなのか共感できる人物は少ないのか?
人間ドラマ主体の漫画なので、結構苦しかった。
疎外感を感じた。
この漫画において、男は馬鹿で単純な奴としてしか描かれていない。
良い意味では主人公の夫、悪い意味では主人公の女恋人美波の夫。
どちらも底が浅い人物だが、この漫画において数少ない理解できる人物だった。
女ゆえの孤独、女ゆえの恐怖、女同士ゆえに理解し合える事、ってのがテーマなのかな?
作中夢を見る理由は明かされる。
それはある人に掛けられた呪い。
何故そんな呪いを掛けたのかがさっぱり理解できない。
それにしても美波という人物は不気味。
評価 評価不能
![]() | 夜、海へ還るバス (アクションコミックス) (アクションコミックス) (2008/04/28) 森下 裕美 商品詳細を見る |
青い花 4巻
アニメ化もされている青い花。
連載されている漫画誌の方では、アニメ化の影響か青い花トリビュートをやるらしい。
参加する作家は
青木俊直/青木光恵/阿仁谷ユイジ/アントンシク/五十嵐大介/イシデ電/岩岡ヒサエ/オノ・ナツメ/小原愼司/桂明日香/雁須磨子/河内遙/河原和音/鬼頭莫宏/今日マチ子/咲坂伊緒/沙村広明/高橋しん/田中圭一/谷川史子/釣巻和/中村明日美子/灰原薬/羽生生純/古屋兎丸/星野リリィ/堀田きいち/松田奈緒子/松苗あけみ/松本次郎/三宅乱丈/安田弘之/陽気婢
との事。
かなり豪華な気がするのは俺だけかな?
最近はマイナーだけど熱狂的なファンの居るコアな漫画が動画かする事が多いような気がする。
土星マンションの実写映画化も決定しているとか。
あの世界観が実写になるのは非常に楽しみ。
オタクが待ちわびた時代の到来かな?
青い花4巻感想
ちょっと気になたコマ。

ここだけ三宅乱丈の絵柄にそっくり。
一体……。
俺の中では志村貴子の漫画っていうのは結構ゆったりしているイメージがある。
それは最初に読んだのが『敷居の住人』という漫画で、その内容がダメな癖に見た目が良くてモテる高校生のぐだぐだの生活を描いた漫画だったからだと思う。
それと青い花より先に連載されている放浪息子も最初の方はどちらかというと、ゆったりしてコミカルな内容だったりする。
しかし、ここ最近は青い花も放浪息子も結構シリアスな展開になってきて、意表を突かれた。
放浪息子は女の子の格好をするのが好きな男の子話だけど、最近は成長期を迎えて徐々にその趣味をするのかという深刻な問題にぶつかっている。
あらすじ
鎌倉の女子高「松岡女子高校」に入学したふみちゃんこと万城目ふみは、入学式の日に江ノ電の鎌倉駅で、別のお嬢様女子高「藤が谷女学院」に同じく入学した幼なじみのあーちゃんこと奥平あきらと10年ぶりに再会。二人は一緒に登校するようになる。その頃のふみは、交際していた従姉妹の千津ちゃんが結婚したため、裏切られた気分になって沈んでいたが、文芸部の部室で出会った杉本恭己先輩と付き合いはじめる。
以下ネタバレあり
連載されている漫画誌の方では、アニメ化の影響か青い花トリビュートをやるらしい。
参加する作家は
青木俊直/青木光恵/阿仁谷ユイジ/アントンシク/五十嵐大介/イシデ電/岩岡ヒサエ/オノ・ナツメ/小原愼司/桂明日香/雁須磨子/河内遙/河原和音/鬼頭莫宏/今日マチ子/咲坂伊緒/沙村広明/高橋しん/田中圭一/谷川史子/釣巻和/中村明日美子/灰原薬/羽生生純/古屋兎丸/星野リリィ/堀田きいち/松田奈緒子/松苗あけみ/松本次郎/三宅乱丈/安田弘之/陽気婢
との事。
かなり豪華な気がするのは俺だけかな?
最近はマイナーだけど熱狂的なファンの居るコアな漫画が動画かする事が多いような気がする。
土星マンションの実写映画化も決定しているとか。
あの世界観が実写になるのは非常に楽しみ。
オタクが待ちわびた時代の到来かな?
青い花4巻感想
ちょっと気になたコマ。

ここだけ三宅乱丈の絵柄にそっくり。
一体……。
俺の中では志村貴子の漫画っていうのは結構ゆったりしているイメージがある。
それは最初に読んだのが『敷居の住人』という漫画で、その内容がダメな癖に見た目が良くてモテる高校生のぐだぐだの生活を描いた漫画だったからだと思う。
それと青い花より先に連載されている放浪息子も最初の方はどちらかというと、ゆったりしてコミカルな内容だったりする。
しかし、ここ最近は青い花も放浪息子も結構シリアスな展開になってきて、意表を突かれた。
放浪息子は女の子の格好をするのが好きな男の子話だけど、最近は成長期を迎えて徐々にその趣味をするのかという深刻な問題にぶつかっている。
あらすじ
鎌倉の女子高「松岡女子高校」に入学したふみちゃんこと万城目ふみは、入学式の日に江ノ電の鎌倉駅で、別のお嬢様女子高「藤が谷女学院」に同じく入学した幼なじみのあーちゃんこと奥平あきらと10年ぶりに再会。二人は一緒に登校するようになる。その頃のふみは、交際していた従姉妹の千津ちゃんが結婚したため、裏切られた気分になって沈んでいたが、文芸部の部室で出会った杉本恭己先輩と付き合いはじめる。
以下ネタバレあり