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like tears in rain

 like tears in rainはブレードランナー好きには非常に有名な一節で、雨の中の涙のようにという日本語訳になる。
 作品を知らずにそれだけを聞いて感動するものでもなく、格言となったり座右の銘とかになちゃったりする有難い言葉でもない。
 作中においてのみ威力を発揮する言葉で、敵役であるレプリカントが死に際に放つ言葉で、レプリカントのもって生まれた運命の悲しみが非常に表された言葉だ。

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タクシードライバー

タクシー運転手のトラビスは、大統領候補の選挙運動員ベッツィに心を惹かれる。だが、デートは失敗。そんな折、トラビスは13歳の売春婦、アイリスと出会い、足を洗うよう説得する。トラビスは使命を感じ、アイリスのいる売春宿に向かったのだが…。
ニューヨークの夜を走る1人のタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描く。ベトナム帰りの青年トラヴィスをロバート・デ・ニーロが演じ、世界の不浄さへのいらだちを見事に表現した。トラビスの強烈な個性は、70年代を代表する屈折したヒーロー像となった。
監督は、マーティン・スコセッシ。ホームタウンのニューヨークを舞台に、先鋭な人間ドラマを作りあげた。これが遺作となったバーナード・ハーマンの音楽も印象的で、特にトム・スコットのアルトサックスが冴えわたっている。(アルジオン北村)



社会に取り残されている孤独なんかは良く表現されている。
ネオンと雨、音楽の演出というのは素晴らしかった。
主人公の世間知らずで純粋な青臭さは途中までは共感できたけど、銃を購入して筋トレするあたりからどうも共感できなくなってしまった。
正直な所、途中から悲劇なのか喜劇なのか判断しかねる作品だった。

やっぱりそこがアメリカ人と日本人の考え方の違いだろうか?
アマゾンのレビューだからに海外の人に黒澤作の白痴を見せたら。コメディーと勘違いされたとあった。
捕らえ方なんて人それぞれだろうか?

自室で筋トレというと、森恒二のホーリーランドを思い浮べるけど、ああいう優れたアクションもない。

余談だけど、これを観てまず思い出したのが、攻殻機動隊SAC2だったり。
というか、飽食の僕は間違いなくタクシードライバーのオマージュだろう。
魔が差してこういう病んだ考えになっちゃうこともあるよな。あちゃーって共感するなら、そちらの方がそういう意味では共感しやすい。
もっと滑稽だし。

ラストの英雄化にはそれなりの意味があるのだけど、あれはこの作品の本質を分り難くしている。
SAC2の方は単なる妄想で終わって、目立たない同僚が実は憧れていた本当のテロリストだったというもっとあちゃーな展開になっている。

青臭さを真面目に描いた映画は他に沢山あるだろうし、社会的弱者を真面目に描いた作品は漫画なら沢山ありそう。
俺にとってこの作品の世界、ベトナム戦争終戦間の無いアメリカあというのは明らかな異世界だから共感できないという部分もあるかもしれない。
この時の空気感を知ってる人にとっては真面目な作品に移るかも。


評価:★★★ 一見の価値はあるけど……。

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ブラック・レイン

ニューヨーク市警殺人課の刑事ニック・コンクリンは妻と離婚し、その子供の養育費を稼ぐのに日々苦労していた。そして、彼はある事件の麻薬密売品の押収品(金)を横領した嫌疑をかけられ、内務捜査官たちから査問を受けていた。そんなある昼下がり、ニックと、同僚のチャーリー・ビンセントは、レストランに居た日本のヤクザの幹部と子分を、もう一人のヤクザが刺殺する現場に出くわす。追跡の末に男を逮捕するものの、日本国内での犯罪で指名手配されていたため、その男-佐藤を日本に護送することになった。

佐藤を護送する任に就き、日本まで向かう二人だったが、到着した先の空港(伊丹空港と思われる)で警察官のふりをした佐藤の手下たちに佐藤を引き渡してしまう。


ブレード・ランナーのリドリー・スコットの映画で、松田優作の遺作としても有名なようだ。
高倉健、松田優作、マイケル・ダグラスと豪華な配役。

サイバーパンク的雰囲気を期待したら、期待通りの雰囲気を出してくれた。
でも、無理に日本にこだわったのが良くない。
ヤクザはリアルなのに、変な小屋で会議したりと違和感を感じる部分も多々あった。
それがかなり邪魔をしている。
ストーリーはブレード・ランナーと同じで、良く言えばシンプル悪く言えば薄い。
この監督の持ち味は背景美術やBGMで絶妙な雰囲気を出すことにある。
持ち味は上手く発揮しているのにもったいない。
リドリー・スコットの作品はSFという制限の少ないジャンルで発揮される。
普通の近代ドラマではこだわりとリアリティーがマッチしない。
実際舞台は日本だけど、アメリカや香港でロケを行ったことも多いらしい。

ブレード・ランナーに比べるとやはり評価は落ちてしまう。
自分が日本人じゃなければ同じような評価だったかも。

評価★★★★ 雰囲気映画として非常に良いけど、違和感が余りにも多い。でも、良さはあり、味のある作品

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