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3月のライオン 2巻

 3月のライオンについては実を言うと1巻を発売日に買っていたものの、それ程良い漫画とは感じず、2巻は好評記事を読むまで買う気は無かった。
 しかし、読んでみると意外に面白い展開になっていた。
 長編漫画を1巻で判断するべからず。
 完璧に絵で偏見を抱いていた。
 コミカルとシリアスを見事に織り交ぜた感じで非常に良かった。
 キャラ作りがしっかりしていて、矛盾する所が無い。
 特に素晴らしいのはpiaaさんが指摘している通り、松永戦で穴熊に実際の熊を描いてしまう所。
 その後違和感無くシリアスなコマが描かれている。

 悔しがるって事はやっぱり誰もが将棋が好きでたまらない。
 でも主人公には勝てない。
 隙がある。
 家庭があり、それ以外の娯楽があり、凄く好きだという意外に必然性は無い。
 主人公にはそれしかない。
 生きて行くにはそれしかなく、他に興味は無いのか主人公の部屋は無機質。
 天才として描かれている名人もまったく年を取らず、十代の頃とぜんぜん変わっていないと描かれている所も、おそらく才能にそのような要素もあると描かれている事が示唆されている。
 極論かもしれないけど、それしか無いなんているのは才能(日本橋ヨヲコ G戦場へヴンズドア)なのか?
 ホーリーランドの主人公神代ユウもそれしか無い事が理由にメキメキと力を付けた天才だった。
 やる事が無く、自室でひたすら右ストレートを練習して、街(ホーリーランド)にい続ける為だけに喧嘩をし続けた結果、作中路上のカリスマ(天才)伊沢マサキすらも凌ぐ実力を付けた。

 それしかないだけで血の滲む努力をする天才から見たら、一般人は単に努力していないだけにしか見えないのかもしれない。

 義姉もなんだかんだで対戦相手の事情なんかにも詳しかったりと将棋に未練がありそう。

 しかし、一番気になるのは義父が主人公に将棋セットを与えた真意。
 その他の子供がどう思うのか考えれば分かるだろう。
 空気が読めないとかそういう薄っぺらい理由で無い事は確かだろう。
 実子がこれ以上将棋を続けても不幸にしかならないという、諦めさせる気遣いか?




 話は変わり、コミカルとシリアスを見事に織り交ぜると物語に緩急が付いて感動させられた作品があった。
 太田モアレの読みきり作品『魔女が飛んだり飛ばなかったり』。
 あれには思わず泣かされてしまった。
3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (2) (ジェッツコミックス)
(2008/11/28)
羽海野 チカ

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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

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