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少女ファイト

大石練・15歳。バレーボールの名門・白雲山学園中等部に在籍。練はずっと自分を抑え続けていた。小学校時代に全国大会で準優勝したチームのキャプテンであったほどの実力を隠しながら。集団スポーツの中で、自分を殺さなければいけない理由は――。それでもバレーを辞められない想いとは――!!


 カテゴライズとは考えるほど難しい。
 この漫画は確かにスポーツモノであり、青春モノでもあり、恋愛モノでもあるのだから。
 まー、どんな漫画でも難しい。
 あえてこの漫画を正確にカテゴライズするなら頑張りモノなのかもしれない。

 日本橋ヨヲコの作品に共通して言える事は、頑張っている人を描いている事。

 プラスチック解体高校、パシズム、極東学園天国、G戦場ヘヴンズドアと読んできた。
 勉強、漫画作り、はたまたバレーを頑張っている姿が描かれている。
 しかし、それらである必然性も無いのかもしれない。

 この作品に出てくる頑張って無い人達は容赦無く切り捨てられる。
 女として生まれたのに容姿をまったく気にせず、それなのに他人を批判する奴や、天才気取りで余裕ぶっこいているナルシスト(僕は違った壊れ方をしているから、スランプも必要なんだと怠けている)なんかが例。
 見た目も醜く描くのは若干恐怖を感じる。
 ただ、挫折したって頑張れない人間には優しいイメージがある。

 悩んでるくらいならとにかくやってみろ。
 まずはそれからだという気迫が伝わってくるような気がする。

 醜い連中との対比で、頑張っている人達が非常に美しく見えてしまうからなお怖い。
 でも、俺もそんな美しさが好きだったりする。

 タイタニックなんか観るともっと頑張れよって思ってしまう人間だからだ。(実際にはあんなにスローじゃなくもっと一瞬で崩壊しただろうから、事実逃げる暇なんて無かったんだろうけど)
 ただ、自分は必ずしも頑張っている人間じゃなく、日本橋ヨヲコの作品では批判される側にある人間だ。

 この人の作品を読むと、頑張ってる姿を見て頑張りたいと思う熱い情熱と、頑張っていない姿を見て頑張らなければならない脅迫観念も生まれる。

 頑張っている事推奨なのだ。

 本作にも傾向は現れている。

 弟4巻の由良木コーチの台詞に『特別な人間なんていねんだよ そいつが何をやってきたかが特別なだけだ』という言葉がある。

 才能よりも努力が上。

 何とも情熱的な言葉だろう。

 架空の人物だったら茂野吾郎だろうか、やりたい事を悔いなくやり、その情熱は伝染する。

 俺はこの作品は大好き。

 評価 ★★★★★ 星5つ

少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)
(2006/07/21)
日本橋 ヨヲコ

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テーマ : ひとりごと。 - ジャンル : 日記

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